センバツもいよいよ決勝戦。

今回はすごく早く感じました。

あっという間の12日間(休養日込み)でした。

決勝戦は千葉県勢初の優勝を狙う習志野平成最初のセンバツ優勝校で平成最後の優勝も狙う東邦となりました。

習志野(千葉)×東邦(愛知)

習志野(千葉)×東邦(愛知)

習志野は今日も先攻。

全試合で先攻を取っていますが、応援のパワーを発揮するにはやっぱり先攻なんだろうなあ。

初回、習志野は先頭の根本翔吾選手が安打で出塁、犠打で送ろうとするものの、石川昂弥投手の好フィールディングで併殺に取られる。

そのウラに走者を二人置いて三番の石川投手の大会第18号となる2点本塁打で先制。

更に吉納翼選手の適時打で3点目。

習志野は痛い失点、東邦にとっては最高な滑り出し。

この後、両チームの粘りでなかなか点が動かない中で、5回ウラにも石川投手の大会第19号となる2点本塁打で追加点。

一大会3本塁打は11人目だそうです。

更に8回ウラも石川投手の安打をきっかけに犠飛でダメ押し。

石川投手は習志野打線を二塁を踏ませない安定の投球。

習志野は無死から何回か走者を出しながら、併殺や東邦の守備に阻まれた印象でした。

初回の攻撃で走者を送れなかったのが最後まで響いたのではないかと思いますが、そう考えると初回の攻撃って大事。

そのウラの東邦の攻撃を0で抑えたらまた違った展開になったかもしれないけど、それを言うとたらればですね。

明豊にも1ウラに3点取られてからの逆転だったから関係ないと言えばそうかもしれないけど。

ただ、東邦がすごかった、ということでしょう。

昨日も思いましたが、ヒット性の当たりがヒットにならない守備、石川投手の投打での活躍。

素晴らかったです。

ということで、東邦が平成最後のセンバツでも見事に優勝!!

東邦のセンバツ優勝は5回目、史上最多ということです。

惜しくも優勝とはならなかった習志野ですが、優勝候補の星稜を倒し、苦しい試合を逆転してきた粘り強さと美爆音を味方にした戦いは見事でした。

決勝では、点差はついて、本塁打2本に沈んでしまったけど、点差ほどの差はなかったです。

どちらも投手が安定していたので、本塁打2本がやっぱりデカかったなー。

決勝戦のヒーローはエースで主将で主力打者の石川投手でしたね!

本来なら「結果的に平成最後」となるところが、今回は先に平成が終わることが宣言されたことで「平成が終わることがわかっている上での最後の大会」となりました。

そりゃ、東邦のモチベーションは上がるでしょう。

そして見事に平成最初のセンバツと最後のセンバツ優勝を達成するのだからすごいの一言に尽きます。

東邦おめでとうございます!

東邦6ー0習志野

応援団賞

センバツの楽しみの一つといえば応援団賞。

今回は応援団賞の予想が全くできませんでした。

応援団賞優秀賞

習志野桐蔭学園東邦履正社米子東

決勝に残った2校も選ばれています。

さすがです。

応援団賞の選考基準は初戦なので、東邦の応援団のブラバンって大阪桐蔭なんだよなあ、というのは多分触れてはいけない部分ですが(苦笑)。

でも、応援ってブラバンだけじゃないしね!←強調

応援団賞最優秀賞

富岡西

応援団賞の21世紀枠率高い。

おめでとうございます!

表彰式の代表が女の子で珍しいかどうかわかりませんが、テンションが上がりました(笑)。

富岡西というと、今大会で一番東邦を苦しめたチームですし、夏にも期待したいチームです。

今大会をざっくり振り返る

今大会も非常に疫病神を発揮してしまいました。

こうなれば面白いな、が尽く外れた大会でしたね。

最後も10年前と同じ公立の優勝が見たい!もなりませんでしたし。

まあ、それは見る側の勝手なのでどうでもいいんですけど。

大事なのは、見る側の希望ではなく、やっている側の気持ちですから。

今大会は好投手が多い大会だったと思います。

野手よりも投手の方が良く覚えています。

ブログ内でもいろんな投手の名前を挙げて、そして忘れていくという。←ダメじゃん

そんな忘れっぽい中で印象に残った投手を挙げますと

中森俊介投手(明石商)

香川卓摩投手(高松商)

岩本真之介投手(市和歌山)

野澤秀伍投手(龍谷大平安)

若杉晟汰投手(明豊)

西雄大投手(筑陽学園)

河野佳投手(広陵)

です。

明石商の中森くんは筆頭です。

準決勝では力尽きましたが、準々決勝の投球が忘れられません。

ザ☆高校野球って感じでした。

時代に逆行している感はありましたが(汗)。

野手では

来田涼斗選手(明石商)

新居龍聖選手(高松商)

釜萢大司選手(札幌大谷)

が好きでした。

大会前から注目していた来田選手と釜萢選手に、初戦大活躍の新居選手。

夏も注目したいです。

あとは本塁打が最初は少なかったけど終盤増えたなあ、とか、残塁が多かった気がした、とかそんな感じでした。

それは、やっぱり投手が良かったという部分に返ってくる気がします。

春は投手力ですね。

大会振り返りは機会があれば別の記事にでも書こうと思います。

ということで、センバツが終わって喪失感の中でブログ更新ですが、自分の希望は叶わなかったけど、終わってみるとやっぱ今大会も素晴らしい大会だったなあと思います。

夏に会いたいチーム、会いたい選手が沢山います。

夏に戻ってくることは容易なことではありませんが頑張って欲しいです。

今年もセンバツありがとうございました!