大会12日目、準々決勝です。

朝、試合に間に合うように15分前には起きたのにダビングとかしていたら気が付いたら8時ちょっと超えていました。

今日は最初休養日の予定だったっこともあって録画もできていなくてバタバタ準備していたら、試合開始に間に合いませんでした。

何故か昨日の最初の録画が画質を落として録画ができていなかったので「あれ???」みたいなのでもたついたのも間に合わなかった原因です。

準備はしっかりしないといけないと反省しております。

第一試合 明石商(兵庫)×八戸学院光星(青森)
第二試合 中京学院大中京(岐阜)×作新学院(栃木)
第三試合 星稜(石川)×仙台育英(宮城)
第四試合 履正社(大阪)×関東一(東東京)

第一試合 明石商(兵庫)×八戸学院光星(青森)

明石商の先発は前回の宇部鴻城戦で好投した杉戸理斗投手

八戸学院光星は初戦満塁本塁打の下山昂大選手が先発。

何か思っていた先発と違っていた。

初回来田涼斗選手は抑えられたものの四番の安藤碧選手の先制適時打、犠打かと思ったらエンドラン、スクイズで3点を先制。

ウラに併殺崩れの間1点返されたものの満塁のピンチをしのいで、2回表には来田選手の安打等で走者をためて再び安藤選手の大会第38号となる3点本塁打で明石商はリードを5点と広げる。

3回ウラに八戸学院光星は2点を返し、更に5回ウラにも四死球と安打で無死満塁と攻める。

ここで明石商は杉戸投手に代わって兵庫大会で初戦以来のマウンドの溝尾海陸投手

最初の打者の下山選手の打球は三ゴロだったのですが重宮涼選手が後ろに逸らし(打球強かった)2点が入り1点差。

その後の一死二三塁のピンチは何とかしのいだものの、明石商は4回から継投した横山海夏凪投手から追加点が挙げられない苦しい展開。

6回ウラに満塁からの下山選手への押し出し四球で同点とされてしまう。

7回表に明石商は四球から勝ち越しのチャンスを作る。

二死になったところで八戸学院光星はリリーフエースの山田怜卓投手投入で抑える。

ウラ、八戸学院光星は同じように四球で走者を出すも二死で明石商もエースの中森俊介投手を投入し抑える。

8回表、溝尾選手の安打、来田選手が四球を選び水上桂選手の犠打、重宮選手がスクイズ失敗でチャンス潰えたかと思ったところで暴投で三塁走者の来田選手が帰ってきて明石商が勝ち越し。

ウラ、先頭があともうちょっとで本塁打という入らなくて良かった当たりの二塁打で出塁。

その後一死一三塁まで攻められるも、下山選手を三振に打ち取り、次の山田投手の時に一塁走者スタート、三塁走者ホームインの前にアウトに取り、ここを何とか無得点で切り抜ける。

9回表も無死から安打で走者を出すも中森投手が犠打を決められず後続も続かず無得点、そのウラ、失策から走者を許し二死二塁のピンチ。

最後はポイントの一番の武岡龍世選手を右飛に仕留め、明石商は去年のリベンジ達成、夏初のベスト4進出を決めました。

先制していい感じでリードを広げた明石商、追いつく八戸学院光星はさすがの攻撃力。

打球も早かったし怖くてたまらなかった。

明石商は先発の杉戸投手と溝尾投手が逆転されずに中森投手に繋げたのは大きかった。

溝尾投手の打ち取った時とヒット打った後のガッツポーズが印象的でした。

二年生の中森投手が注目される中、三年生の杉戸投手も溝尾投手も存在感を示しました。

野球のことはよくわからないけど、監督が選手をよく見ているのだと思う。

しのいでしのいであの八戸学院光星に勝ちました。

明石商は初戦から苦しい試合を1点差で勝ち上がってしぶとい強さを見せてくれています。

狭間善徳監督の「はよ家に帰りたかった」という勝利監督インタビューが印象的でした。

それくらい苦しい試合を勝ってきた証拠ですね。

明石商7-6八戸学院光星

第二試合 中京学院大中京(岐阜)×作新学院(栃木)

初回に作新学院の大会第39号本塁打で3点を先制し、ウラの中京学院大中京の攻撃は攻めるが無得点。

ここからお互いに走者を出しながらも得点の入らないイニングが続く。

中京学院大中京はフライアウトが多かった。

作新学院、中京学院大中京共に本塁打になりそうな当たりがありましたがフェンスは超えず。

作新学院は盗塁は成功したり足を使っての攻撃を仕掛けても初回の本塁打だけだったのでペースを掴みていきれているという感じではありませんでしたが林勇成投手の好投で抑えてきました。

7回に中京学院大中京の応援はタイガーラグ、一死一二塁とし連続適時打で2点を返す。

なおも満塁のチャンスは併殺でこの回1点差止まり。

持ち味の7回逆転の中京学院大中京はここで逆転できなかったのは痛かったかと思ったら、8回ウラ、林投手が四球を与え交代、代わった投手も四球で満塁。

そして、また代わった投手から元謙太選手大会第40号となる逆転満塁本塁打

7回では逆転できませんでしたが8回に満塁本塁打でひっくり返しました。

8回ウラの逆転満塁本塁打というと佐賀北の副島浩史くんを思い出す。

やっぱりペースは中京学院大中京だったんだ。

3試合終盤逆転の中京学院大中京が初の準決勝進出を決めました。

中京学院大中京6-3作新学院

第三試合 星稜(石川)×仙台育英(宮城)

星稜は先発は荻原吟哉投手

2回の表、星稜は今井秀輔選手大会第41号となる満塁本塁打などで5点を先行。

二試合連続満塁本塁打が出るとは・・・!

3回の表にも満塁から再び今井選手の適時打で3点を加える。

また満塁本塁打かと思うくらいの大きなあたり。

ここまでで8点と星稜が大きくリードする。

4回に仙台育英が大会第42号の本塁打で1点返すも、星稜が7回に1点、8回には大会第43号本塁打の後、暴投や適時打でこの回4得点。

9回表には大会第44号本塁打大会第45号本塁打の二者連続本塁打でまたリードが広げていき、この回も4得点。

星稜は先発起用の今井選手がサイクルまであとシングルヒットでした。

星稜打線ってこんなによかったっけ?と言いたくなるくらい打ちまくりでした。

星稜は奥川恭伸投手を温存できたのは大きかった。

試合終了後、仙台育英はアルプスに向かって笑顔で両手を広げて応えていて、感動でした。

悔しさを殺した笑顔は切なくて・・・その後泣いている選手もいて。

下級生もけっこういるチームなので来年も頑張って欲しい。

星稜17-1仙台育英

第四試合 履正社(大阪)×関東一(東東京)

関東一は初回に大久保翔太選手が出て次の抜けそうな当たりを小深田大地選手が好捕(ライナー)して一死一塁。
大久保選手が盗塁を決め死球で走者をためて、四番の平泉遼馬選手大会第46号となる3点本塁打で3点先制。

関東一ペースになるかと思われましたが、そのウラ履正社の桃谷惟吹選手の安打から井上広大選手の適時打ですぐに1点を返す。

2回にも履正社が1点を返し、5回ウラ、関東一は失策で走者を許した後満塁と攻められ同点適時打を打たれてしまう。

ここで関東一は谷幸之助投手から昨日好リリーフの土屋大和投手

満塁本塁打かあるいは走者一掃かという大飛球を大久保選手が好捕して犠飛で履正社が勝ち越し。

6回にも二死満塁から井上選手が走者一掃の二塁打で大きくリードを奪う。

8表に関東一は昨日の挟まれるプレー再びでアウトがありました。

その8回の攻撃で土屋投手に代打を出した関係で8回ウラには一年生の市川祐投手が上がります。

市川投手は履正社打線を三者凡退に打ち取りました。

今後も楽しみな選手です。

9回も関東一は抑えられ、履正社がベスト4を決めました。

履正社、初春夏連続出場、初のベスト4

比較的順調に勝ち上がった印象の履正社でしたが、今日は逆転勝ちでした。

やっぱり強い。

米澤貴光監督曰く「機動力とは全力疾走」なのだとか。

盗塁とかではなく、全力で走り切ること。

確かに関東一の選手を見ていたらそんな感じがします。

大好きなチームになりました。

履正社7-3関東一

今大会のベスト4

ベスト4
北陸 星稜(石川)
東海 中京学院大中京(岐阜)
近畿 履正社(大阪)・明石商(兵庫)

ベスト4のうち、中京学院大中京と履正社と明石商が夏のベスト4が初。

センバツ出場していたのが星稜と履正社と明石商です。

星稜は2回戦、履正社は1回戦、明石商はベスト4でした。

夏は最近、大阪桐蔭か関東が優勝だったけど今年は違いますね。

何となくここ近年と顔ぶれも違って新時代を感じます。

明後日の試合

第一試合  履正社(大阪)×明石商(兵庫)

第二試合 中京学院大中京(岐阜)×星稜(石川)

昨日の報告通り私さえミスらなければ準決勝は現地観戦ができます。

もう迷わず明石商を応援したいと思っています。

春夏連続で同じチームを応援できるのは幸せなことです。

泣いても笑ってもあと2日。

いよいよ終わりが見えてきた101回目の夏。

名残惜しさもありますが、存分に楽しみます!