大会二日目、朝から私にはちょっとした事件発生。

まさかの朝ごはんぶちまけて両手を火傷するという。

今はひりつきはだいぶ治りましたが、右手の手首近くはまだちょっと痛い。

予期しないことが起こるのは日常生活でも野球でも一緒ですね。

無理矢理こじつけた。

そういえば、昨日気づいたのですが、この夏も一巡目は毎日公立校が登場するのですね。

センバツの時は一日だけ公立なしデーがあったと思いますが、公立も強くなってきているのかなと、公立贔屓としては嬉しく思ったりするわけです。

第一試合 履正社(大阪)×霞ケ浦(茨城)
第二試合 静岡(静岡)×津田学園(三重)
第三試合 星稜(石川)×旭川大(北北海道)
第四試合 秋田中央(秋田)×立命館宇治(京都)

 

第一試合 履正社(大阪)×霞ケ浦(茨城)

意外にも履正社は春夏連続出場は初だそうです。

霞ケ浦は2回目の出場で初勝利を目指します。

試合は打ち合いになりました。

まず、朝8時15分までNHKは「なつぞら」をやっているのですが、その間に履正社が二本の本塁打で先制していました。

桃谷惟吹選手大会第3号となる先頭打者本塁打井上広大選手大会第4号となるソロ本塁打

その後履正社に大会第5号の2点本塁打、霞ケ浦にも大会第6号となるソロ本塁打。

3回までで4本の本塁打が飛び出しました。

約1時間くらい。

4回以降も点を取り合い、履正社はさらに大会第7号・大会第8号のソロ本塁打チーム5本

このチーム5本の本塁打というのは一試合チーム最多タイ記録です。

88回夏の準々決勝の和智辯×帝京で和智辯の記録なのですが、この試合、三塁側アルプスで見ていました。

これもよく話す話なのですが、その日コマトマを応援に行っていて、そのついでで三塁側アルプスに残って観戦していました。

有名な試合で高校野球ファンにもよく知られている試合ですが、8-4でリードしていた和智辯が9表に帝京の反撃にあい8-12と逆転されてしまうものの、そのウラに5点を取って13-12で勝った試合です。

この試合では帝京も2本塁打で、両チーム合わせて7本塁打は一試合両チーム最多記録です。

あと1本出ていたらこの記録にも並んだんだなあ。

霞ケ浦も中盤追い上げましたが序盤から大きくリードした履正社が逃げ切りました。

履正社は先発全員安打も記録しました。

さすが強打の履正社。

ところで、履正社の校歌の終わりがいつもと違っていました。

センバツの時の明るい感じの方が個人的には好きです。

履正社11-6霞ケ浦

第二試合 静岡(静岡)×津田学園(三重)

昨日の九州対決に続き、今度は東海対決です。

津田学園は春の東海大会優勝。

実は三重大会無失策だったそうです。

近江が滋賀大会無失策だったのはチェックしていましたが、チェック怠っていました(反省)。

津田学園の注目は前佑囲斗投手が注目されています。

あと、前川夏輝選手の弟は智辯学園の前川右京選手だそうです。

兄弟で別の高校で同じ大会に出場というのはなかなかなさそう。

右京選手は一年生で四番らしいです。

智辯学園は大会7日目に登場予定なのでこちらも併せて注目したいです。

静岡の応援がところどころ三重要素があって少しテンションが上がりました。

津田学園は新しいオリジナルテーマ「snarl(スナール)」ができたそうだ。

この「snarl」はチャンステーマ的位置づけなのですが、低音でちょっと不気味な雰囲気を醸し出していました、好き。

意味としては「牙をむいてうなる」らしい(ツイッター拾い情報)。

ああ、そんな雰囲気、わかるー!

試合は今大会初めて初回に点が入らない試合でした。

2回と3回に津田学園が計3点を取って以降得点的にはなかなか動かない展開でした。

8回ウラ、静岡は二死から盗塁を決め適時打で1点を返します。

3点差で終盤で二死で盗塁をする勇気!

その後も果敢に盗塁を仕掛けましたが、それはアウト。

9回にも走者を出すものの津田学園が最後三ゴロに抑えて試合終了。

東海対決は津田学園が接戦を制しました。

前投手は160球完投でした。

好リリーフした静岡の松本蓮投手は2年生、来年も楽しみにしたいです。

津田学園3-2静岡

第三試合 星稜(石川)×旭川大(北北海道)

この二校は、組み合わせ抽選の時の実況が仰っていましたが、去年の夏タイブレークで敗れたチーム同士の対戦です。

史上初のタイブレークになった旭川大×佐久長聖、二度目のタイブレークとなった星稜×済美。

愛媛の人間なので、最近のことを忘れるでお馴染みですが、この星稜×済美の試合はそれなりにちゃんと記憶していますね。

8回のウラに6点差逆転の済美、追いついた星稜、延長、タイブレーク突入、そして延長13回ウラ、済美の矢野選手の史上初の逆転サヨナラ満塁本塁打で決着しました。

あれはすごかったなあ。

旭川大と佐久長聖の試合もタイブレークでしたが、旭川大には少し不運なところがあったと思います。

ダイレクトキャッチだと思ったのが、認められなかったのがきっかけで逆転を許したとかそんな感じだったと思います。

実況が「エラーが」って言っていましたが・・・、あれは本当は落球していなかったとの思うのよねぇ・・・(小声)。

その選手が持丸泰輝選手です、今年は主将で戻ってきました。

試合は星稜・奥川恭伸投手と旭川大・能登嵩都投手の両投手の好投で投手戦になりました。

2回表に星稜が1点先制して以降得点は動かず、最小得点差で星稜がこの投手戦を制しました。

奥川投手は3安打完封、初回には153km/hを出しました。

能登投手も9安打打たれながらも1失点。

両投手とも9奪三振の好投。

旭川大打線もいい当たりがあったのですが、なかなか安打にならなかったのはやっぱり優勝候補の星稜というところでしょうか。

あとは、8表の星稜の攻撃では本塁を突く星稜の走者を旭川大の右翼種・樋口唯斗選手の素晴らしいバックホームで刺した場面とかは鳥肌ものでした。

旭川大ももっと見たいチームでした(今日ちゃんと見られなかったから)。

星稜1-0旭川大

第四試合 秋田中央(秋田)×立命館宇治(京都)

45年ぶり出場の秋田中央と37年ぶりの立命館宇治のお久しぶり対決。

しかも両チームとも地方大会をサヨナラで勝ってきたチーム同士でもあります。

この秋田と京都の対戦というと、第1回大会の決勝と同じやーん、って気づいて一人でテンションが上がっていました。

そして、中継で更にテンションの上がる情報が入ってきます。

それは両監督の出身高校。

秋田中央の佐藤幸彦監督は秋田高校出身、立命館宇治の里井祥吾監督は鳥羽高校出身。

秋田高校は嘗て秋田中学であり、鳥羽高校は京都二中の流れをくむ高校です。

ということは、遠回りに第一回大会の決勝戦じゃないか!!と。←それは違うよ

こんなことってあるんですね。

第一回大会の決勝は延長13回、京都二中がサヨナラで優勝しました。

試合的には立命館宇治が再三チャンスを作りながら点が取れない展開でした。

7ウラに秋田中央が無死満塁のチャンスを作ります。

その時の応援が去年の金足農的「Gフレア」。

しかし、投ゴロ、遊ゴロ併殺で無得点。

ピンチの後にチャンスあり、立命館宇治が7ウラに先頭が安打で出塁、次打者の打球を秋田中央失策の間に本塁に帰ってきて、遠かった遠かったホームをようやく踏みました。

これが何と立命館宇治にとっては甲子園初得点なのだとか。初得点おめでとう。

そして、9回にも走者を背負うものの、立命館宇治は逃げ切り、初勝利を挙げました!

秋田中央の捕手の野呂田漸選手は一年生、盗塁刺したりすごくいい活躍をしていたので、来年以降も楽しみにしたいです。

ということで、第一回大会決勝チーム同士監督対決(なんじゃそりゃ)も京都二中の勝利ってことでいいのかな。←なんか違う

第三試合に続いて1-0しびれる投手戦でした。

立命館宇治の高木要投手も3安打完封、奥川投手と同じだね。

立命館宇治1-0秋田中央

明日の試合

第一試合  米子東(鳥取)×智辯和歌山(和歌山)

第二試合  明徳義塾(高知)×藤蔭(大分)

第三試合  前橋育英(群馬)×国学院久我山(西東京)

第四試合  敦賀気比(福井)×富島(宮崎)

和智辯の黒川くん、西川くん、東妻くんは5季連続出場です。

同じく和智辯の道端くん以来だったかな。

去年明徳義塾の谷合くんは出場していたら5季連続になっていたのですが、夏の高知大会の決勝で敗れ出場ならず。

連続出場ってなかなかできないのです。

しかも1年生からベンチ入りをしていないと達成できない記録なので、同時期に三人って和智辯すごい。

その明徳義塾も第二試合で登場、対する藤蔭の監督は26歳の青年監督です。

監督もどんどん年下になるぞ。

今大会最年少監督とのことです。

第三試合には前橋育英、第四試合では敦賀気比。

ということは明日は全試合に優勝経験のあるチームが出てくることになるのですね。

明日もちょいちょい出来る範囲でチェックします。