大会三日目、昨日の火傷はほぼ治りました。

今日は全試合に優勝経験のあるチームが登場しました。

その優勝経験のある和智辯・明徳義塾・前橋育英・敦賀気比の校歌は歌える校歌です。

前橋育英だけハムコイでやっていないので、そのうちやりたいです(こばひっさん要相談)。

第一試合  米子東(鳥取)×智辯和歌山(和歌山)
第二試合  明徳義塾(高知)×藤蔭(大分)
第三試合  前橋育英(群馬)×国学院久我山(西東京)
第四試合 敦賀気比(福井)×富島(宮崎)

 

第一試合  米子東(鳥取)×智辯和歌山(和歌山)

アルプスは米子東が「YH」、和智辯が「C」の人文字。

米子東は第1回大会から参加している伝統校で、大正、昭和、平成、令和と4時代全てに出場しています。

両チームとも今年のセンバツに出場していました。

米子東はセンバツの時選手が16人でした。

マネージャーの人数はわからないのですが、この夏は部員数35人。

ということは一年生けっこう入部しているのかな。

対する和智辯は部員数36人。

和智辯は高嶋仁監督時代、一学年10人程度だったのですが、中谷仁監督も同じようにしているのかな。

和智辯は部員数が少ないイメージだったのですが、米子東の方が一人少なかった。

それにしても中谷監督はまだ就任1年目なんだね。

すっかりお馴染みな気がします。←最近感覚がおかしい

和智辯には5季連続出場の選手が三人います。

黒川史陽選手西川晋太郎選手東妻純平選手

そんな中で四番を打つのが一年生の徳丸天晴選手です。

この徳丸選手も5季連続の可能性があるのかあ、とか思ったり。

試合は珍しく和智辯がウラ、きっと先攻後攻のじゃんけんで負けたんだろうなあ。

4ウラに和智辯が初安打から粘って先制、その時和智辯アルプスからは「ジョックロック」。

実況でも最近タイトルを言われるくらいお馴染みです。

米子東の反撃は6表、同点に追いつきます。

失策やフィルダースチョイスで満塁と攻めるも後続は絶たれます。

そのウラ、和智辯が3点奪って勝ち越します。

米子東、好投の森下祐樹投手はここで降板となります。

その後も和智辯が得点を重ね勝利。

序盤の投手戦から終盤に和智辯が力を見せました。

正直こんなに点差が開くとは思いませんでしたが、さすが強打の和智辯だ。

その和智辯打線を抑えてきた森下投手もすごかったなあ。

中西監督の勝利後のインタビューがよかったです。

今の3年生は同じタイミングで入ったそうです。

「後輩であり教え子」という言葉に愛を感じました。

和智辯8-1米子東

第二試合 明徳義塾(高知)×藤蔭(大分)

藤蔭の竹下大雅監督は26歳、今大会最年少監督というのは聞いていましたが、実は明徳義塾の馬淵史郎監督が最年長監督でした。

竹下監督、見た目ももちろん若かったです。

明徳義塾には同じ中学出身の選手がいます。

合田涼真選手、背番号6です。

出身中学が同じとかやっぱり嬉しいものです。

ただ、明徳義塾は今年二桁背番号の選手の先発が多いので、今日は合田選手の出場はありませんでした。

次戦以降期待したいです。

この試合も序盤得点が入りそうな感じがないところから、4回表に明徳義塾が2点先制、6回にも4点を挙げ、明徳義塾のいい流れになったなと思ったところで、そのウラに藤蔭が4点を返し、6-4。

藤蔭の片平真投手、明徳義塾の山田圭祐投手の好リリーフが光りました。

9ウラ、明徳義塾は抑えに新地智也投手が登板。

新地投手は高知大会決勝でも好投した投手。

二死を取ってから、走者2人を許すも、最後は遊ゴロで試合終了。

明徳義塾が逃げ切りました。

明徳義塾が6点目を取った時には第一試合のような展開になるかなあと思っていたのですが、藤蔭が良く粘りました。

馬淵監督によると、「今年は打力がないから相手の隙(ミス)をついていかなければいけない」そうです(うろ覚え)。

打力で言うと確かにスタメンの高知大会の打率が何人か0割だった。

その代わり、5割越えが2人いたという極端な感じ。

犠打とかを絡めていくスタイルが今年のスタイルなのかな。

あとは、高知大会から見ていて思ったのが、守備が上手い!

また次の試合も頑張ってほしいです。

そして、その2回戦では和智辯との対戦になります。

2002年、84回夏の選手権の決勝と同じカードになりました。

こりゃドキドキだわ。

明徳義塾6-4藤蔭

第三試合  前橋育英(群馬)×国学院久我山(西東京)

すっかり常連校になった前橋育英ですが、2013年の95回の夏の選手権で初出場初優勝したのは記憶に新しいところです。

この2013年は春夏共に好きな年だったので印象深いです。

当時は現西武の高橋光成投手が二年生でいて、荒井直樹監督の息子さんの荒井海斗選手が主将で。

「攻撃的守備」が持ち味でした。

今も変わらず攻めた守備をしていると思います。

もうあれから6年も経ったのか・・・。時間とは残酷である。

2013年から少し空いて2016年に2回目の出場から夏は4年連続出場。

もうすっかり群馬を代表する高校になりました。

前橋育英というと応援も素敵で、「Run and Go」とかが好きです。

鉄琴の音が素敵で可愛らしく、ちょっと早いリズムもいい。

ブラバンを聴いて、校名が出てくる数少ないチームの一つです(もう少し頑張りましょう)。

さて、先に書きますと、この試合全くチェックできていません(汗)。

なので、ざっくりと振り返るとこんな感じだったようです。

1,2回に前橋育英が1点ずつ取り、国学院久我山が追いついて、中盤にまた前橋育英が勝ち越して、7回に国学院久我山が勝ち越してそのまま逃げ切りました。

あとで確認したら、国学院久我山が失策が2、前橋育英が4。

今大会にしては珍しく失策が多い試合だったのですね。

国学院久我山は昨日の立命館宇治に続いて甲子園初勝利ということです。

おめでとうございます!

国学院久我山7-5前橋育英

第四試合 敦賀気比(福井)×富島(宮崎)

敦賀気比も思い出深い高校です。

2015年の87回のセンバツで北陸勢初優勝の快挙です。

100年目の高校野球で歴史が変わりました。

圧巻は準決勝の大阪桐蔭戦。

この大阪桐蔭戦は因縁の対決だったのですが、11-0の大勝。

今じゃ考えられないよね、大阪桐蔭に二桁得点+完封って。

その時敦賀気比側のアルプスにいたので、あの松本哲幣くん二打席連続満塁本塁打を見ることができたのは自慢(笑)。

ところで、敦賀気比に御簗龍己選手という選手がいて、この「御簗」姓にテンションが上がりました。

その87回のセンバツで優勝したその前の年、96回の夏の準決勝の大阪桐蔭戦で初回に満塁本塁打、次の打席でも本塁打を打った選手が御簗翔選手だったのです。

その試合も左翼側の外野で見ていました。

懐かしい。

富島は夏は初出場です。

敦賀気比は去年の夏の初戦で木更津総合に10-1で敗れ、富島は去年の春初出場で星稜に11-2で敗れました。

去年悔しい思いをした二チームの対戦です。

さて、この試合も第三試合同様にちゃんとチェックできなかったので、ぼんやりした記憶で記します。

序盤は両チーム0-0、4表に敦賀気比が失策で先制、そのウラにダブルスチールで富島が同点。

その後、敦賀気比が勝ち越して逃げ切りました。

敦賀気比5-1富島

明日の試合

第一試合  花巻東(岩手)×鳴門(徳島)

第二試合  飯山(長野)×仙台育英(宮城)

第三試合  習志野(千葉)×沖縄尚学(沖縄)

第四試合  高松商(香川)×鶴岡東(山形)

第一試合は2013年の準々決勝第一試合と同じ顔合わせ。

その時は花巻東が勝ったのですが、四国の人間としては鳴門のリベンジを願いたいです。

第二試合では、長野大会決勝サヨナラの飯山が登場。

春夏通じて初出場です。

バーチャル高校野球でそのサヨナラの瞬間を見たので、ちょこっと注目しています。

第三試合ではセンバツ準優勝の習志野、第四試合にはセンバツ出場の高松商と楽しみなチームが続々と登場します。

全試合に公立校が出てくるのもまた珍しい。

四国勢2校の試合があるので、頑張って欲しいです!

諸事情は明日で終了。

明日もちょこちょこチェックですが、楽しみたいと思います。