大会9日目。
昨日のトーナメント表で和智辯×明徳義塾が負けた明徳義塾が勝ち上がっていたのでこっそり直して差し替えました。
ボケボケですね(苦笑)。
今大会最後の3試合日、今日でベスト16が出揃います。
大型の台風10号が近づいていることもあり、明日の試合の順延が第一試合終了後に発表されました。
珍しく早い発表です。
休養日はあり、1日ずつずれるということです。
第二試合 習志野(千葉)×鶴岡東(山形)
第三試合 関東一(東東京)×熊本工(熊本)
第一試合 鳴門(徳島)×仙台育英(宮城)
初戦で共に2桁得点で勝ち上がったチーム同士の対戦。
鳴門は徳島大会では打率は2割台だったものの、渦潮打線は健在でした。
今日は鳴門の塩唐松宏将選手のお誕生日ということでハッピーバースデーが響きます。
納田源一郎選手の時にもハッピーバースデーが演奏されたので、同じ誕生日の選手が二人いるのかと思いきや、納田選手は前回の試合の時が誕生日だったようで、その時演奏できなかったから今日演奏したということらしいです。
2試合続けて誕生日っていいですね。
試合は「なつぞら」中に仙台育英が大会第26号の本塁打などで4点を先制。
4回にも2点を追加し6-0となります。
厳しい展開だと思ったそのウラ、渦潮打線が爆発。
先頭打者の安打からセーフティバントを決め、浦和博選手と宮崎龍司選手の連続適時打で2点を返し、ここで仙台育英バッテリーは交代、大栄陽斗投手からも納田選手、原田力輝選手も適時打で、この回一気に5得点で1点差に迫ります。
同点まで行きたいところでしたが、この後は抑えられ得点ならず。
その後お互いに走者を出しながら、鳴門は得点できず、仙台育英が6回7回に1点ずつを取ります。
7回には仙台育英は注目の一年生の笹倉世凪投手が登板して鳴門打線に得点を許しませんでした。
8回に鳴門はこの夏一人で投げぬいた西野知輝投手に代打が送られ9回にこの夏初登板の竹内勇機投手が上がります。
竹内投手は一つ四球を与えるものの好投しました。
9ウラも鳴門は得点できず、仙台育英が逃げ切りました。
初回の4点が重くのしかかってしまいましたが、1点差まで詰め寄った打線は見事だったし、それを同点、逆転を許さなかった仙台育英も素晴らしかったです。
鳴門は今日5失策ありましたが、たぶん点には繋がっていなかった気がするので(曖昧な記憶)守備も粘っていました。
2失策絡んで走者が二塁に行った時に盗塁を刺したりミスを取り返すプレーもありました。
これでこの夏の四国勢は全ては敗退となりましたが、どのチームも素敵なチームでした。
お疲れ様でした。
仙台育英8-5鳴門
第二試合 習志野(千葉)×鶴岡東(山形)
初戦で9回同点から延長で勝ち越した習志野と高松商にいい勝ち方をした鶴岡東。
今日は珍しく習志野が後攻、じゃんけん負けたのかな。
習志野の先発の山内翔太投手は完璧な立ち上げりでしたが2回表鶴岡東打線につかまり4失点、早くもエースの飯塚脩人投手に継投しますが代わり端に適時打でこの回5点。
習志野は思わぬ点差を追いかける展開になりました。
鶴岡東の先発の影山雄貴投手はゴロの山を築きます。
4回表に死球から習志野が無安打で走者をため、適時打で1点、更にもう1点返します。
盗塁と浅めの中飛が中堅手が後ろによろめいたところを見逃さずにタッチアップをしたところとかさすが習志野です。
このタッチアップが2点目に繋がりました。
7回ウラ、6回から飯塚投手が四者連続三振で流れを呼び込んだか、その飯塚投手の二塁打から死球と内野安打で一死満塁から犠飛で1点取ります。
習志野がいい流れを作ってきた中で、そのウラに丸山蓮選手の大会第27号本塁打で鶴岡東に追加点が入ります。
この回3得点で突き放します。
ウラに習志野もレッツゴー習志野が鳴り響く中2点を返して3点差。
この回で影山投手は降板となりますが好投でした。
しかし、9回表に鶴岡東の丸山選手の2打席連続本塁打となる大会第28号本塁打で万事休す。
センバツ準優勝の習志野は2回戦敗退。
鶴岡東は高松商・鶴岡東の強豪公立2校を撃破して、チーム初の2勝を挙げました。
高松商戦を見て、なんか良さそうだなと思っていたのですが、予想以上でした。
そして、習志野の追い上げも見事でしたし、でも最後の最後に突き放した鶴岡東が上でした。
この試合は無失策試合。
鶴岡東は2試合連続無失策、守備の堅さも素晴らしかったです。
鶴岡東9-5習志野
第三試合 関東一(東東京)×熊本工(熊本)
初戦、関東一は日本文理との打ち合いを制して、熊本工はサヨナラ本塁打で試合を決めました。
3ウラに無安打で失策で関東一が先制、その直後の熊本工は四球で初めて走者を出して犠打で送り初安打で同点にします。
5回ウラ、熊本工に暴投・悪送球と後逸が絡んで関東一が一挙4得点で大きくリードを広げる。
7表に熊本工が連続適時打で3点返すも、ウラにまたもや熊本工の失策を足掛かりに関東一が1点あげ、9回ウラに1点返すも1点及びませんでした。
熊本工は4失策。
失策がほとんど失点に結びついてしまったのは悔やまれますが、ここで解説の大矢さん。
関東一の足が熊本工の守備を焦られたのだと。
初回の先頭打者の大久保翔太選手の内野安打からそれは始まっていたのではないか。
5回ウラに後逸も早く本塁に返さなきゃというのがあったからだろうというお話だったと思います。
足が使える機動力のあるチームは強いですね。
あと、熊本工の応援の演奏が好きな感じでした。
エルクンバンチェロとかポパイとか、あとは秀岳館もやっていた「アフリカンシンフォニー」かと思いきや「サンライズ」という別曲だった曲も好き。
本家は熊本工だということです。
関東一6-5熊本工
今大会の傾向を素人なりに勝手にまとめる
今日は先制したチームが追い上げられながら最後突き放すという展開でした。
今大会は序盤動かないところから中盤以降に動く試合が多い気がします。
点もよく入るというか完封の試合がここまで3試合。
よく点が入ると言っても投手が打たれているというよりかは打撃が上回っているという印象です。
失策が少ないのも特徴の一つな気がします。
無失策試合は多分2試合、どちらかのチームが失策なしも何試合かありました。
派手なファインプレーが多いわけではなく、守備が上手いチームが多いです。
いい傾向です。
あとは公立の出場は14チームと多かったですがベスト16に残ったのは明石商と高岡商の2チーム。
公立贔屓なので頑張ってほしいです。
明後日の試合
第一試合 岡山学芸館(岡山)×作新学院(栃木)
第二試合 東海大相模(神奈川)×中京学院大中京(岐阜)
第三試合 明石商(兵庫)×宇部鴻城(山口)
第四試合 海星(長崎)×八戸学院光星(青森)
台風の影響で明日は試合がなくなりました。
ということで明後日の試合です。
8回に逆転した粘りの岡山学芸館と9回に追いつかれたものの延長を足を使った攻めで制した作新学院。
大注目の近江に足でプレッシャーをかけていった東海大相模と接戦を勝った中京学院大中京。
花咲徳栄に競り勝った来田くん来たー!を言いたい明石商と我らが宇和島東に快勝した宇部鴻城。
聖光学院との投手戦を制した海星と強打の八戸学院光星。
どの試合も見所がありそう。
明日はオフになったので最近寝不足だった分を補おうと思います。