前回の暴走注意報の記事で書いたように、今回は観戦のお話です。
日にちが前後しますが、これは私がブログを書くのが遅いせいです。
ちなみに、次回予告をしますと、次は秋の東京大会の準決勝を見に行ったことを書くつもりです。
更に遡ることになります。
アメブロ時代からよくあったパターンのやつ。
もうちょっと頑張ろう・・・。
神宮大会とは
野球を見ない方には馴染みがないかもしれないので、まずは藤川なりに神宮大会の説明をしてみようと思います。
まあ、野球を見ない人がこの記事を読むことはないと思うのですが・・・。
野球を見る人も読まないかも(苦笑)。
神宮大会は簡単に言うと秋の全国大会で、高校の部と大学の部があります。
- 高校→新チーム最初の全国大会
- 大学→4年生最後の大会
なので、どちらかというと大学生が主役のイメージです。
そうは言っても高校にとっても大事な大会です。
各地区を勝ち上がったチームが出場するのですが、神宮大会に出場するチームは来年のセンバツがほぼ確定します。
よっぽどのことがない限り出場できます。
昔よっぽどのことがあって出場辞退に追い込まれた高校もあったのですが、それを語り出すと止まらなくなるので機会があればということで。
更に神宮大会で優勝したチームがある地区にはセンバツで「神宮枠」が与えられます。
ということで、神宮大会を見るとセンバツの予習にもなるわけです。
偉そうに書いていますが、神宮大会を見に行ったのは今年で3年目です(苦笑)。
まだまだ。
ところで、今回ちょっと気になったのは神宮大会の前に「明治維新150周年記念」と付いていたところ。
明治維新って記念するものなのですね。
第49回神宮大会出場チーム
今年の神宮大会は11/9から11/14まで行われました。
出場チームは以下の通り。
高校の部
北海道地区・・・札幌大谷(北海道)
東北地区・・・八戸学院光星(青森)
関東地区・・・桐蔭学園(神奈川)
東京地区・・・国士舘(東京)
北信越地区・・・星稜(石川)
東海地区・・・東邦(愛知)
近畿地区・・・龍谷大平安(京都)
中国地区・・・広陵(広島)
四国地区・・・高松商(香川)
九州地区・・・筑陽学園(福岡)
大学の部
北海道二連盟・・・函館大学
東北三連盟・・・東日本国際大学
東京六大学野球連盟・・・法政大学
東都大学野球連盟・・・立正大学
関東五連盟・・・創価大学/筑波大学
北陸・東海三連盟・・・中部学院大学
関西五連盟・・・近畿大学/関西国際大学
中国・四国三連盟・・・環太平洋大学
九州三連盟・・・九州共立大学
簡易観戦記録
観戦に行った11月11日は大会3日目。
対戦カードは上の写真の通り。
~高校の部~
- 八戸学院光星(青森)×高松商(香川)
- 国士舘(東京)×札幌大谷(北海道)
~大学の部~
- 法政大学×環太平洋大学
- 関西国際大学×創価大学
八戸学院光星(青森)×高松商(香川)
八学光星と高松商はどちらも神宮大会優勝経験があります。
八学光星は2011年、高松商は2015年です。
翌年のセンバツでどちらも準優勝したという共通点があります。
2012年は大阪桐蔭が一回目の春夏連覇の年で、八学光星(当時は「光星学院」)は前年の夏から3季連続準優勝でした。
当時の光星学院にはロッテの田村選手や阪神の北條選手がいました。
大阪桐蔭には阪神の藤浪投手、西武の森選手、オリックスの澤田投手もいますね。
2016年のセンバツは優勝が智辯学園で、決勝戦は延長戦で智辯学園サヨナラ勝ち、決勝打を放ったのはエースの村上頌樹投手でした。
当時の高松商の主将の米麦圭造さんはどうやらモデルになったらしい(この日、神宮球場で目撃情報あり、後輩を応援に来ていたようです)。
さて、第一試合は序盤打ち合いになりました。
1回ウラに八学光星が先制するものの、2回表に高松商が逆転。
3回くらいで1時間かかりました。
4回以降はなかなか動きませんでしたが、8回表に四番の立岩選手の3点本塁打で高松商が突き放し、8・9ウラに八学光星も得点をあげるも、高松商が3点差で逃げ切りました。
どちらも打撃のチームという感じでした。
そんな中で私の注目は高松商の香川卓摩投手。
高松商=香川県
香川の香川投手、覚えやすい!という理由(汗)。
あと、気になったのは高松商の応援グッズ。
今回の観戦は高校野球ファン女子会メンバーのちーさんとりゆちゃんと行ったのですが、一番最初に球場に着いた私が席を確保。
四国出身なので第一試合は高松商を応援しよう、という個人的な都合により高松商側の一塁側での観戦にしました。
実は、一塁側にさとう熊吉先生がいるっぽいという情報を得たというのも一塁側を選んだ理由だったりもしますが。
高松商側にいて、応援している人が持っていた応援グッズ、長細い緑色の風船?みたいなものに書いていた文字が「必勝!うどん県」。
香川アピールが素晴らしいです。
この応援グッズが欲しかったのですが、どこでもらえるかわからず眺めるだけとなりました。
写真を撮るのも忘れました。
もし来年のセンバツで応援する機会があればもらえるといいなあ。
国士舘(東京)×札幌大谷(北海道)
次回の記事で書きますが、東京都大会の準決勝を見に行っていたので国士舘の選手のことは何となく知っているつもりで見ていました。
試合は序盤から札幌大谷が国士舘投手陣を打ち崩したという印象でした。
国士舘の選手に関しては次に書くとして、札幌大谷の選手でオススメなのが、一番の北本選手と二番の釜萢選手。
この一二番コンビの出塁率の高さは素晴らしかったです!
投手も注目されている身長196㎝(高校の時のダルビッシュ投手と同じ)の1年生の阿部投手と同じく1年生の増田投手が投げていました。
法政大学×環太平洋大学
去年も偶然神宮大会で環太平洋大学(IPU)を見ました。確か去年は慶応と対戦していたと思います。
IPUは岡山の大学なのですが、岡山の創志学園と繋がりがあるようです。
大迫力のブラスバンド!!
演奏している曲も創志学園と同じだったような気がします。
「キン肉マン」とかあったような(記憶曖昧かよ)。
最初に座っていた場所はIPUの応援が入る都合上移動することになりました。
さとうさんに挨拶をして中央付近に移動。
その際に友人のGUCHIさんと待ち合わせして少しだけお話することができました。
GUCHIさんとの久々の再会後に第三試合の観戦に。
法政大学には高校時代応援していた選手が多くいてテンションが上がりました。
まずは先発の三浦銀二投手。
福岡大大濠出身で、去年のセンバツを沸かせた投手の一人です。
福岡大大濠というと、去年のセンバツで史上初の2試合連続引き分け再試合の1試合目の方を戦ったチームです。
対戦相手は滋賀学園。
私は実は滋賀学園を応援していましたが(笑)、三浦投手は引き分けの試合も再試合も投げきったのではなかっただろうか。
この2試合連続引き分け再試合がきっかけでタイブレークが導入されたという意味でも三浦投手の存在は高校野球史において重要とも言える。
そして、この夏初めて適用されたタイブレーク。
タイブレークがとんでもないドラマを生み出したのでした。
二人目は中山翔太選手。
前回の記事でも書きましたが、履正社出身で、今年のドラフトでヤクルトに指名されました!
おめでとうございます!
86回のセンバツの準優勝メンバーで四番でした。
中山選手の話題が出てから、最近のマイブームは86回センバツになっています。最近ずっと録画見ています(エンドレス)。
三人目は宇草孔基選手。
常総学院出身で87回センバツのベスト8のメンバーです。
一番打者で、そのセンバツで個人1試合最多タイの5盗塁の記録を持っています。
私の中では準々決勝の大阪桐蔭戦で初球先頭打者本塁打を打ったのが印象的でした(初球先頭打者本塁打好き)。
と、ここまでの3人で「3年生の夏出場していない」という共通点があることに気づきました。
気づいたから何だということはありませんが・・・。
夏に出場した選手では横浜高の石川達也投手。
2016年のビッグ3の一人、横高・藤平投手(楽天)と二枚看板でした。
ちなみに、ビッグ3のあと二人は履正社・寺嶋投手(ヤクルト)、花咲徳栄・高橋投手(広島)。
でも98回の夏の選手権が終わった後は、作新学院の今井投手(西武)が加わってビッグ4となり、実際のドラフトではビッグ4の高橋投手を差し置いて(笑)、広島新庄の掘投手(日ハム)が1位指名されたので、ビッグ5だったんだと思う。
それはいいとして、石川投手はリリーフ登板でした。
試合はIPUが勝利しました。
関西国際大学×創価大学
第四試合はすみません、最後まで見られませんでした。
毎回第四試合は見ずに帰ってしまうのです。
体力が無くて・・・。
1日最後まで観戦できる体力が欲しいと切に願うばかり。
しかも関西国際大学の尾崎享四郎選手はうちの高校出身だったらしい。
見たかったなー、とかちょっと思ったり。
田舎の高校から主力選手が出るっていうのは嬉しいことですね。
試合は関西国際大学が4-2で勝利したということです。
帰る前に撮った1枚。
夜のグラウンドってキレイですよね。
ということで、今年の野球観戦はこれにて終了。
今年も野球にお世話になりました。
また来年も神宮球場に行きます。
ちなみに、観戦後にちーさんとりゆちゃんと近くのHUBで色々打ち合わせとかしました。
こちらも近々書こうと思います。
神宮大会結果
さて、神宮大会の結果をざっくりと書きます。
高校の部
準優勝:星稜
決勝戦は札幌大谷が2-1でサヨナラ勝ちでした。
8回ウラに北本選手が逆転適時打です。
星稜には今年の日本代表にも選ばれた奥川投手がいますが先発はせず、8回ウラに登板してピンチを抑える投球はさすがでした。
ということで、札幌大谷は神宮大会初出場で初優勝!
しかも、春夏出場経験がないらしいので、初の全国大会で初優勝の快挙。
この結果、来年のセンバツの神宮枠は北海道に与えられることになりました。
ちなみに、札幌大谷は準決勝の筑陽学園戦では太田投球が8回までノーヒットノーラン。
9回にヒットを打たれて点を取られましたが、素晴らしい投球でした。
太田投手は背番号17番。
私の中の「背番号17番いい選手説」はあながち間違いではないと思っています。
「背番号17番いい選手説」の始まりは、87センバツで活躍した敦賀気比の松本哲幣選手。
明豊の濱田選手(99夏)、三重の小川選手・創成館の酒井投手(90春)等も背番号17。
背番号17の選手はつい気になってしまいます。
そして、なんと、決勝ではノーヒットノーランしかけた太田投手ではなく西原投手が完投。
星稜の強力打線を1点に抑えました。
札幌大谷は北本選手、釜萢選手の他に阿部投手、増田投手、太田投手、西原投手と豊富な投手陣にも注目です。
来年のセンバツに会えることを楽しみにしたいと思います。
大学の部
準優勝:環太平洋大学
大学野球の情報少なっ!って感じですが(汗)。
大学野球はまだまだ勉強中。
これからは大学野球も見に行きたいと思っています。
頑張ろうっと。
ということで、札幌大谷、立正大学、神宮大会優勝おめでとうございます!
おまけ一言
前回も似たようなことを書いたような、今年は今までで一番野球を見に行った年になりました。
誘ってくれる仲間ができたおかげです。
本当に繋がりって大事。
そして、神宮大会の楽しみはセンバツの予習といい選手を見つけること。
毎年センバツと選手権は準決勝を見に行っていますが、その時はある程度選手とかチームを知っているので思い入れたっぷりに応援しますが、神宮大会はほぼ情報を持たずに見に行きます。
なので、試合を見ながら「お!!」と思う選手がいるとそれだけでもうワクワクしてきます。
今回の神宮大会でもいい選手を見つけるこができたので、来年のセンバツも楽しみです。
第91回センバツ高校野球大会は2019年3月23日に開幕です。