センバツ5日目。
今日も完投投手が現れました。
昨日も書いたけど、競った試合だったり、投手も調子が良いからなんだろうなあ。
と思ったり。

第一試合 明石商(兵庫)×国士館(東京)
第二試合 松山聖陵(愛媛)×大分(大分)
第三試合 啓新(福井)×桐蔭学園(神奈川)

第一試合 明石商(兵庫)×国士館(東京)

明石商は去年の秋の近畿大会で和智辯にコールド勝ちをしました。

個人的には来田涼斗選手が気になります。

というのも、去年の夏に一年生で一番を打っていたのです。

先日の自主練の時に教えてもらったのですが、来田選手、大阪桐蔭からの誘いがあったけどそれを蹴って明石商に進学したらしいです!

それを聞いて納得。

そりゃすごい選手だわ(笑)。

というか大阪桐蔭は目をつけていたんですね、さすがというか(笑)。

強豪私学を蹴ってまで地元の高校に進学したというところに更に好感が持てます、そんな公立贔屓な私。

国士舘は去年の秋の東京大会準決勝と神宮大会で見たチームです。

渡辺伸太郎選手黒澤孟朗選手に注目です。

渡辺選手は小技が上手い選手で、黒澤選手はバッティングの構えが独特。

「孟朗」と書いて「たろう」と読むらしい。

ただ、どうやら黒澤選手は1月に左足の足首を骨折したらしい。

怪我明けということですが、今日も四番で出場していました。

試合は、2ウラに明石商が満塁から押し出しと来田選手の2点適時打で3点先制。

ただ、白須久仁投手の好投で明石商も安打を重ねられない状況で5回までは3安打、国士舘の方が安打を打っていました。

しかし、国士舘は4回の1点のみで、なかなか得点に結びつけられず。

7ウラに一死三塁になったところで好投の白須投手が降板。

直後に暴投で明石商に追加点が入り、8ウラにも一死満塁から押し出しで明石商が追加点、犠飛、適時打、失策で畳み掛けていき、最終的は7-1で明石商が勝利。

明石商の中森俊介投手は10奪三振の完投でした。

安打は国士舘が9、明石商が7なので、国士舘の方が多かったのですよね。

9安打されながら1失点はすごい。

よく抑えた、守備も無失策で支えました。

ところで、中森投手は何となく元ソフトバンクの近田怜王さんに似ている。

近田さんは報徳学園だったから同じ兵庫だ。

国士舘は継投のチームということでしたが、白須投手もなかなか良かったと思います。

明石商の得点のテーマが笑点で、なかなかいいチョイスだと思いました。

明石商7-1国士舘

第二試合 松山聖陵(愛媛)×大分(大分)

松山聖陵は春夏合わせて3回目の出場。

まだ勝利がありません。

大分も春夏合わせて3回目。

まだ勝利がありません。

ということで、どちらが勝っても甲子園初勝利となります。

大分は何年か前に女子マネが甲子園練習に参加して咎められたということでも知られます。

その女子マネだった首藤桃奈さんも応援に来ていたとか。

あの一件があったから今では女子マネも甲子園練習に参加できるようになりました。

歴史を動かした高校とも言えるのだ。

女子マネがベンチ入りできるようになって初めてのベンチ入りした女子マネは東筑だったし、女子マネ関連で九州はいろいろあるなあ。

あとは、女子選手が認められることを祈るばかりだ。

松山聖陵の先発は背番号10の平安山陽投手

「平安山」で「へんざん」は読めない。

キラキラネームで読めない名前もありますが、読めない名字の場合は何というのでしょうか。

キラキラ名字とは言わずに、読みにくい名字っていうしかないよね。

試合は初回に大分が2点先制、その後は得点自体はなかなか動かず、次に動いたのは8表に松山聖陵1点を取って1点差に迫る。

しかしこのウラに大分が満塁からの適時打で2得点でダメ押し。

大分は初勝利、松山聖陵は1勝が遠い。

大分の長尾凌我投手は完投勝利。

松山聖陵の三番手で登板した背番号1の根本大蓮投手は愛媛の子です。

身長188㎝。

松山聖陵のエースはアドゥワ誠投手が190㎝超えていたと思うし、去年の土居豪人投手も190㎝くらいだった気がする。

長身な投手が多いのね。

さて、大分高校の勝利で大分は史上初2校初戦突破となりました。

大分4-1松山聖陵

第三試合 啓新(福井)×桐蔭学園(神奈川)

啓新は北信越大会の決勝戦で星稜と引き分け再試合となったそうです。

今日知りました。

というか、春はタイブレークないのか、と思ったら、決勝だからかと気づいた。

いろいろルールを整理しなくては。

啓新の校歌がいい感じでした。

きみは負けない きみは勝つ 明日は明るい

桐蔭学園のユニフォームは大阪桐蔭と似ているなあと思っていましたが、何かが違う。

あ、アンダーシャツとストッキングが黒なのか(大阪桐蔭はえんじ)。

試合は初回に啓新が2点先制、その後両チームが点を取り合い1点差でゲームが進む。

啓新は安積航大投手、桐蔭学園は伊禮海斗投手(「れい」の偏は「ネ」)が良く抑えていた印象です。

「伊禮」というと私なんかは興南が春夏連覇した時の伊禮伸也さんを思い出したりします。

啓新は継投のチームということでしたが、このまま完投するんじゃないかなーと思ったら、8回に浦松巧投手に継投。

浦松投手は三者凡退に抑えます。

桐蔭学園は9回、二死三塁から継投する。

山崎駿投手が適時打を打たれ最終盤で啓新が追加点を奪いました。

何だか両チームが継投したのは久しぶりな感じがする。

好投していた投手を代えるのは勇気がいるけど、それは信頼の証とも言える。

大分は2校初戦突破でしたが、神奈川は2校初戦敗退となりました。

啓新5-3桐蔭学園

明日の試合

第一試合 熊本西(熊本・21世紀枠)×智辯和歌山(和歌山)
第二試合 市和歌山(和歌山)×高松商(香川)
第三試合 星稜(石川)×習志野(千葉)

23日から開幕したセンバツも早くも第二試合から2回戦に入ります。

ということで、今までの勝ち上がりを地区ごとに見てみます。

北海道 1/2
東北 1/2
関東・東京 2/7
東海 1/2
北信越 2/2
近畿 3/6or 4/6
中国 1/3
四国 1/3
九州 3/5or4/5

あとは1回戦最後の試合がどうなるか。

どちらにしても、今回は近畿と九州が調子が良い。

逆に関東が苦しんでいる。

そして、1回戦で全滅した地区はない。

21世紀枠の熊本西が和智辯を相手にどんな試合をするだろう。

開幕試合を延長で制した市和歌山は岩本投手が良さそう。

対する高松商は四国代表として残って欲しい。

春日部共栄戦で投打に圧倒したように2回戦も頑張って欲しい。

香川投手新居選手に注目!

優勝候補の星稜は奥川投手が絶好調なはず。

習志野は美爆音の応援を味方につけて星稜を飲み込めるか。

明日は全試合で公立高校が登場しますね。

今大会は公立がいい感じです。

今のところ、7日目以外公立校の試合があるのも珍しいかも。

さて、明日も目が離せない試合ばかりだ!