大会14日目、決勝戦。

ただ一言、感動した。

履正社、初優勝おめでとうございます!!

決勝 履正社(大阪)×星稜(石川)

決勝 履正社(大阪)×星稜(石川)

素晴らしい決勝戦でした。

最初は星稜有利と見ていました。

和智辯でさえ奥川恭伸投手から3安打しか打てなかったし、履正社打線も苦しむのじゃないかなあと。

決勝戦の始球式は達川光男さん、広島商で優勝のご経験もあるとか。

夏の決勝戦って始球式あったけかな。←記憶がすぐ飛ぶ

最近よくテレビで見かけましたが、なるほど、始球式をやるからだろうなー、とか思いながらリアルタイムでの始球式は見逃し、録画で確認しました。

さて、始球式が終わったら試合開始、緊張感も高まります。

初回の履正社の攻撃は桃谷惟吹選手の打席がポイントになるだろうと思っていましたが、桃谷選手は凡退。

その後の池田凛選手が三塁打でチャンスを作るも得点できず。

1、2回とチャンスは履正社が作っていたけど2回表に星稜が先制するという、やっぱり流れは星稜かということろで、3回の表、四球で走者をためて四番の井上広大選手大会第48号となる3点本塁打で履正社が逆転。

さすが四番の働きで、この大会自責点0の奥川投手から3点を奪い取りました。

その後は両チームの守りあい、早いペースで試合は進み、1時間で5回ウラまで終わっていました。

途中、アウトを取る度の歓声が終盤の如くでした。

一つ一つが勝負なんだ。

そして、何かが起こる7回、やはり何かが起こった。

ここで星稜が同点に追いつく。

履正社はエースの清水大成投手から準決勝好投の岩崎峻典投手に継投、岩崎投手が四球を与えて満塁とするも、後続を断ちこのピンチをしのぐ。

そしてその直後、履正社は2本の適時打で勝ち越し、奥川投手から5点目を奪いました。

9回ウラ、星稜は2本の安打で走者をため、ここで1本本塁打が出ればサヨナラという場面を作りますが、最後は履正社の見事な守備、併殺で試合終了、履正社がチームとして初優勝を決めました!

今日も履正社は無失策。

大会通して1失策はすごい。

履正社は今年のセンバツ、初戦で星稜に完封されて磨いてきた打力が発揮されました。

打ちも打ったり奥川投手から11安打。

悔しい思いは強くするんだなあ。

リベンジに燃えたチームは強い。

そして、最高の舞台でリベンジ達成。

優勝監督インタビューの岡田龍生監督の潤んだ瞳が印象的でした。

履正社おめでとうございます!!

星稜は今大会すごく印象的な戦いをしてきました。

特に3回戦の和智辯戦の延長14回タイブレークでのサヨナラ本塁打はすごかった。

それまで打線が弱いと言われていた星稜打線が和智辯戦を機に一転、打つわ打つわ、今日も実は安打数は履正社を上回っていた。

もともとの力にプラスして、大会中に勢いをつけていった感じ。

しかしその勢いを上回った履正社はやはりすごい。

履正社は、着実に勝ってきた感じです。

ただただ本当に強かったんだと思う。

大阪勢は夏2連覇。

これはある人の言葉ですが、高校野球が始まったのは豊中グラウンド。

101回目の大会に豊中市にある履正社が優勝したのはすごい縁だと思う。←こういうの気づく人間でありたい

高校野球の縁は不思議なものです。

本当に履正社おめでとうございます!!!←大事なことなので3回言いました

履正社5-3星稜

大会のざっくり振り返り

今回は一番上の報知高校野球のトーナメント表の他に戦力データ(通称500円のやつ)、朝日新聞のトーナメント表と3つのトーナメント表といつもの対戦表と記録するものがいろいろありました。


全ての記録を書き終えて、この夏もいろいろあったなあと思う。

私の中でこの夏のポイントは守備でした。

最初の方から言っていましたが、今回は守備が良い大会だったと思います。

守備から崩れるチームが少なかったと思う。

無失策試合もけっこうあったし、片方のチームが無失策とか、両チームで失策1とかの試合もけっこうあったかな。

派手なファインプレーというよりはしっかり取れるアウトを取るというイメージ。

接戦が多かったのもそれが一つの理由なんじゃないかと思う。

 

この夏は対戦表にいっぱい書き込みするぞと思って、例年になく書き込みができたと思う。

2014年以降の記憶がすぐ飛ぶ私ですが、この夏はこれを見ればある程度思い出せるはず。

忘れっぽい私の脳の問題を解決してくれたらいいんだけど。

 

2019年、令和元年(取ってつけたように書いておく)、101回目の夏は今日で終わりました。

もう既に寂しいです。

改めて記事を書くか書かないかわかりませんが(センバツは書くと言って書かなかった(汗))、とりあえず今回はこれにて終了です。

本当は書きたいことはいっぱいあったはずなんです。

でも思い出せないんです、この頭が。

悲しいったらありゃしない・・・。

 

長いようで短かった14日間。

熱く熱く駆け抜けた全ての球児たちに、ありがとうございました。

 

新しい時代をまた一歩踏み出した高校野球、重く輝くバトンはこの先も受け継がれるでしょう。